2004.03

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写真1 ビームの組立
四隅の高さを同じにするのにビニールチューブとペットボトルを使いました。ペットボトルの底に孔をあけて、ビニールチューブの一端を差し込んで、万能ボンドG17で接着して使いました。

写真2 床張り
3.5m×3.5mで8畳の広さの床張りを行なったら、ステージのようになり、目立つようになりました。近所の人たちから興味を持たれ、何を作るのかという質問を受けるようになりました。


写真3 完成・外観
空全体が見えることがデッキの最大の魅力と考えており、普段は屋根を設けない設定です。但し、真夏は太陽が真上にきて暑いので、真夏にのみ天井にシートが張れるように、四隅のポストのみを高くしました。
写真4 完成・上から
三方に市販のラティス(幅90×高さ120)を合計で9枚嵌め込み、プライバシー保護のために高さ約1.5mの壁を設けました。三方のうちの右壁は、ボルト6本で着脱でき、人数が多い場合には取り外して、2壁にすることができます。道路から見えるはずの自宅の窓の周辺が、デッキによって死角になるので、センサー付き警報器を中央壁の上部(白く見える)に付けました。

写真5 完成・内部
ラティスとしては、スライドラティス8枚と、ルーバーラティス1枚とを使用しました。スライドラティスは、ラティス本体に対してスライド格子を左右に動かすことで、格子が窓を塞いだ写真の閉状態と、格子が重なり合って窓が開いた写真9の開状態とに切り替えることができます
写真6 完成・内部から見た入り口
入り口は、カーポートからの入口と自宅からの入口とを設けました。カーポートからの入口は、ドアを設けずに開放しています。

写真7 完成・外部から見た入り口
カーポートからの入口には、残材で作った階段が設けられています。
写真8 完成・壁取り外し
カーポート側の壁を取り外した状態です。壁を取り外すと、随分と広く感じる。テーブルは、市販のSPF材で自作し、着色はしないが、水に弱いため、透明なニスを塗布した。

 
写真9 ラティス・開状態
ラティスを閉じた5の写真と比較してみて下さい。暑いときには、風通しを良好にすることができます。

【デッキを作って感じたこと】

●基礎は別にして、平成15年の末のお正月休みから始めて、平成16年の2月8日にほぼ完成しました。土日祝を使って18日位かかりました。
● 木材としては、レッドシダーは赤っぽくて値段が高いので、1段下の価格の米ヒバ(イエローシダー)を使いました。
●材料は切断して両側面にサンダーをかけた後に塗装を2回行ない、その後に組み立て、組立後は手直しの塗装以外はしませんでした。
●材料の両面はカンナがかかっていたのですが、両側面はノコ面らしく粗いためにサンドペーパをかけざるを得ませんでした。サンドペーパをかける時間は結構かかりました。面取りはサンドペーパで十分でした。面取り専用のカンナなどもありますが、わざわざ買う必要はないと感じました。サンドペーパを保持する大き目のホルダーを買う必要があります。ただ、その後に自宅の床面にニス塗装する目的で変速ランダムサンダーを使いましたが、実に効率的です。四角いサンダーではなく丸いサンダーが効率的です。こんなんだったら、デッキを作る前にこれを買っておくべきだったと感じました。
●切断にはマルノコと思いがちですが、ノコギリが往復移動するB&D社の電動式ノコギリというのがあり、これに決めました。しかし、製作が終って感じたのですが、回転するマルノコを振り下ろしとスライドとのできるものは直角がきれいに出せるので欲しいと感じました。ただ、デッキを作った後は、殆ど使うことがないので、保管すると多くのスペースを取られます。
●インパクトドライバーは、パワーが足りないと使い物にならない。充電式の12Vの最大締付トルク100N・mのものを買いましたが、120mmのコースレッドを打ちこむのに十分でした。あと、インパクトドライバーに取り付けてドリルを簡単にチャックできる安い冶具が市販されており、ドリルとドライバとの切り換えが簡単であり、径の違うドリルとの交換もインパクトドライバーの回転軸の回転方向を替えて回転させるだけで、容易に着脱できるので、すごく便利です。
●今回初めて、木の表と裏というのを知りました。年輪を見ると、木の中心の位置を知ることができ、巻いたようになっているが、木は時間が経過すると巻きが次第に開いてくるために、板材は長年のうちに反りが生じてくる。つまり、中心に近い方の面(木裏)が凸面となって、中心に遠い方の面(木表)が凹面になるので、板面が水平になる部分では、木裏を上にした方が上面が凸面になって水はけが良いことになります。木裏と木表とを判断するには、板材の端面に水を付けてみると年輪が浮き出るで解かり易くなります(水を付けると浮き出ることは、今回発見したものです)。


【デッキを作った際の失敗点】

●市販のラティスの色に合わせようとして、赤っぽいスティンを16リッター缶を買ってしまいましたが、塗ってみてイメージが違うので、更に黄色ぽいのを16リッター缶を買ってしまいました。無駄を少しでも回収するために、見えない床下のビーム材だけに、赤っぽいスティンを塗りました。
●最初のうちは、曲がった材料と節の多い材料を別個に区別して用いていましたが、終わり頃になると、そこまで意識が回らなくなり、最後に3.5mの板を切断する際になったとき、大きく曲がっていることに気が付きましたが、それを使わざるを得なくなってしまいました。同じ材料を90cmに切断して6本も使っているので、最初から曲がっているものを認識していて90cmのものに使っていれば問題はなかったので、後悔しました。
●四隅の高さを正確に合わせて柱は水準器で鉛直に立てたはずなのに、ラティスを入れてみると、左右のいずれかの下方に隙間がどうしてもできてしまう。こんなはずではなかったのに。
●90mm×90mmのポストに120mmのコースレッド用の孔をあける際に、ドリルの長さが足りないので、あけられるところまで孔をあけたら、120mmのコースレッドをねじ込んで、反対がわにコースレッドの出た位置から、ドリルを入れたが、その時に孔の位置が大きくずれていることに気が付いた。ドリルの出口位置が大きくずれ易い。
● 床板は床板の長さ方向の4箇所でデッキ材にコースレッドを打ち込み、既に打ち付けた床板との間に厚さが5mmの板材を挟み込んだ状態で押えてコースレッドを打ち込むが、隙間の大きいところと小さいところができてしまいました。そのため、一旦コースレッドを緩めてやりなおしました。床板の隙間を一定にするのが一番難しい。
● 四隅の高さを出すために買ったビニールチューブは、最初は5mmの直径のものを買いましたが、水の移動に時間がかかるため失敗でした。2回目に15mmの直径のものを買ったらスムーズにいきました。
●このほか、切断寸法のミスも2回くらいありましたが、なんとかなりました。


【使用材料(工具類は除く)】

●くつ石(880円×12個)  
11088円
●砂利(298×5袋) 
1564円
●米ヒバ(イエローシダー) 
160000円
●スライドラティス(9枚)
35826円
●コーススレッド(ステンレス)
(75mm×300本×2箱) 
(120mm×20本位)  
5880円
2520円
●くつ石への充填剤 
1617円
●接着剤 
1134円 
●塗料(18690円×2缶)
37380円
【合計】 257009円

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